SEOの進化
SEOがまだあまり知られていないころの検索エンジン対策といわれるものは、現在SEOで使うとスパムとして扱われるような技術だけで通用しました。
例えば、メタタグにキーワードを大量に埋め込んだり、背景と同色の文字でキーワードを多量に埋め込むといった現在でもアダルト関連のサイトにはたまに見られるものです。
しかしインターネットの技術の向上により、そのような技術では検索エンジンの本来の目的が達成できないい事を心配した検索エンジン側は上記の技術をスパムとみなし、スパムをし欠けているサイトは検索エンジンから除外しようと、改良を重ねました。
今ではスパムを行っているサイトは順位が下がるか、最悪サイトごと検索エンジンのデータベースから削除されるといった、厳しい対処が取られるようになりました。
そのおかげか、現在検索エンジンで検索すると、ユーザーの目的にあったサイトがちゃんと出てくると思います。このように検索エンジンの順位決定方法を研究し、検索エンジンに最適なページを作る技術が研究され、現在のSEO技術に繋がるのです。
ロングテールSEOとは
ロングテールSEOとは「ビッグキーワード」でのSEO対策だけでなく、膨大な数の「ミドル~スモールキーワード」を広く網羅したSEO対策を実施することにより、費用対効果を飛躍的に高める戦略のことを指します。
一般に、ビッグキーワードは検索数が多いため、サイトへの流入数が期待できる効果的なキーワードです。が、その反面、SEO難易度が非常に高く、料金や上位表示までの時間などのコストがかかってしまいます。
それぞれの施策が相互に影響し合うようにSEO対策をおこなうことで、ビッグキーワードのコストを吸収し、費用対効果を高めることができます。
ただ、ロングテールSEOを導入して成果が得られるサイトはある程度限られます。基本的には、多くのページを保有しているサイト。例えば、ECサイト、大規模情報サイト(不動産、求人、資格取得、旅行、など)、などは特に費用対効果が期待できます。