サイトの設計

ユーザーがサイト内を移動する際に、迷わず目的の情報に到達することができるようなサイトの設計は、わかりやすいサイトの設計といえます。
論理的な整合性が十分に取られ、ユーザーが直感的に理解しやすいようなメニュー構成や階層構造をもっていることで、ユーザーにとってはわかりやすいサイトとなり、検索エンジンにとっては適合度を計算しやすいサイトとなります。

具体的には、個々のコンテンツがそれぞれの関連に基づいて適切な小グループに分類され、それらが集まって大グループを形成し、大グループが集まってサイト全体を形成する、といった形で、サイト内の情報が階層状に整理されたサイト設計を行うべきです。
またそれぞれの分類は、ユーザーが直感的に理解することができるように、わかりやすく分類されている必要があります。このような分類については、Yahoo!カテゴリの構造を想像していただければわかりやすいでしょう。

SEOの施策

SEOの施策は、コンテンツの作成などの手間がかかるだけでなく、被リンク構築を中心に継続性を求められる施策が多いため、手間と時間がかかりがちで、即効性のある結果は期待しにくいという性質があります。
商品やサービスの内容や価格を比較するようなことも、実店舗で行う場合には購入者にも手間や時間がかかりますが、検索を使って比較する場合には手間も時間もかかりませんし、地理的な制約も時間的な制約もありません。ユーザーは好きなときに、好きなだけ比較することができます。
このためSEOによる上位表示が成功し、集客数が増加したたとしても、その増加分がそのままコンバージョンに直結するわけではありません。
商品やサービスの良さや価格については、SEOやユーザビリティのようなWeb上の施策だけで対応できるものではありませんので、きちんと選ばれる理由を含めたマーケティングが必要です。

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