ヒートマップ
皆さんはヒートマップという言葉をご存知でしょうか?近年WEBマーケティングやSEOに携わっている人のなかではヒートマップに触れる機会が多いと思います。
このヒートマップというのは「ユーザーの動きなどのデータを一目で把握できることを目的とした手法です。ページ内でのユーザーの閲覧箇所や、クリックされている箇所を明らかにすることができます。
例えばユーザーの注目が多いところにには赤やオレンジなどの暖色系で表示され、逆にあまり注目を集めない場所は青色を中心とした暖色または透明色で表示されます。こうすることで、WEBサイトのなかでどこが注目や興味が多く、どこが少ないかというのが一目瞭然になります。
今まではなんとなくそうじゃないかと言われていたことが、このヒートマップができたことによって明確化されました。
特にマウス操作と人との目線は高い相関関係があると言われていたことがはっきりしたのと、これが明確化されたので、どのテキストが読まれていたり、画像が見られているなどわかるようになりました。
逆に注目されていない箇所もわかるようになったのでそれを意識したサイト作りやページの配置を行うことで、今まで以上に精度の高い訴求が出来るようになりました。
ヒートマップはページ内の閲覧箇所」「クリックされている箇所」などからユーザーのサイト内の利用状況を可視化できる便利な手法です。
一方で、「ページ内での足りない要素」「ページをユーザーはどのように捉えているか」などの「答え」を得ることは難しく、ヒートマップで得られた示唆や仮説を元に、ユーザーテストなどを組み合わせることで、その仮説を検証していくことが大切です。