ユーザーの顧客化
HTMLを用いてホームページを作成し、広告や検索エンジン最適化によってアクセス数を向上させる事に成功したら、次はホームページに来てくれた訪問者を掴まえておく事=ユーザーの顧客化が大切になってきます。
情報系のホームページならば、掲載されている情報の量、新鮮さ、他の同じようなテーマのサイトとの差別化が重要になるでしょうし、通販系ホームページの場合は更に差別化が重要になってきます。ここでは通販系を例にして述べてみます。
ホームページのデザインを依頼される方やデザイナーなどに多く見られるのが、『見た目(だけ)で差別化しよう』とする傾向です。
もちろん『見た目』の美しさや格好良さはホームページの格を上げる事につながる場合もありますが、そのために巨大な画像やFLASH、スクリプトの多用などの手法を選択すると、結果的に一部の訪問者に不快感を与える可能性が高くなります。
不特定の一般ユーザー向けにホームページを作成する場合を考える場合、ブロードバンドの普及率が100%に迫るまで、FLASHメインで選択肢のないホームページは作るべきではないと思っています。
少なくともテキストや小さな画像だけで目的のコンテンツまで辿り着ける構造を考え、FLASHや大きな画像は選択したユーザーにだけ提供するような構造にするべきでしょう。